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健康に臨月を迎えるまで私が実践した4つのこと

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新米ママのさきです。

息子はすくすく大きくなり、一ヶ月健診で大きくなりすぎと言われないか少しそわそわしています。

産後の回復も順調で、こうやってブログも書けている訳ですが、出産までも非常に健康に過ごしてきました。

そんな私が実践してよかったことをご紹介しようと思います。

      

妊娠初期は無理せずいつもどおりに

妊娠初期は安定期ではないため、妊娠を望んでいる人にとっては非常に気を使う時期です。動きすぎてはいけないのではないか、横になっていた方がいいのではないか、と色々考えすぎてしまう方がたくさんいると思います。

 

もちろん、私の周りにも妊娠初期に絶対安静を医者に言い渡され、極力動かないようにしていた友達もいます。病院で診断の上指示された場合はその通りにするべきですが、特に経過も順調で、問題ない場合は取り立ててすべきことはありません

 

残念ながら胎児の心拍確認に至らず流産してしまう可能性がゼロの妊婦さんはいません。でも、特に妊娠超初期に起こる流産は、染色体異常など不可抗力である原因のことが多く、はっきりとした原因は分からなかったり、特効薬もないのが現状だそうです。

 

妊娠初期に限ったことではありませんが、妊婦さんにとって一番大切なのは、ストレスを抱えすぎないことです。最悪の事態が起こったらどうしよう、と不安になる気持ちは痛いほど分かりますが、妊娠中には心配しても仕方ないことが多々あります。

 

妊娠初期の流産が妊婦さん自身の行動が原因で起こったと断言されることはほとんどありません。原因は分からないことの方が多いのです。極度に気を使いすぎることは妊婦さんにとっても胎児にとっても決していい影響はありませんので、考えすぎないことが大切です。

 

体調が優れない時に無理はしない、過度な運動は避ける、ということは気を付けるべきですが、それ以外は仕事も私生活もいつも通りにすることをオススメします。つわりがひどい時は体を休めるようにして、あまり神経質にならないことも大切です。

 

10ヶ月というマタニティライフを楽しむために

私は妊娠中つわりが全くありませんでした。言われてみれば少し食べる量が減ったかな?とか、いつもより眠くなりやすいとか、少し胃が気持ち悪いかも?というようなことはありましたが、本当にそれくらいでした。

 

こればかりは体質なので、どうすればつわりがなくなるという医学的根拠はないようです。しかし、気の持ちようで少しは変わる気がしています。「私は今つわりだから動けない」「つわりだから気分が落ち込む」などと思いすぎていないでしょうか。

 

もちろん、しんどい時は身体に素直に従って、職場の方々や家族に頼って支えてもらいましょう。無理してつわりを我慢する、という話をしているのではありません。でも『病は気から』という言葉があるように、妊娠は病気ではありませんが、気持ちが先行して体調に影響していることもあると思います

 

体力と筋力を極端に落とさない

私は妊娠初期に忙しい時期を迎えていました。夏期講習の塾講師を複数掛け持ち、夏休みだけ家庭教師の依頼も増え、演奏の仕事や自分自身の演奏の機会も重なり、早朝から夜遅くまで予定がぎっしりでした。好きで引き受けた仕事ばかりなので、やりがいを感じながら充実した毎日を過ごしていました。

 

体調を無視していた訳ではなく、ちゃんと食事や睡眠はとるようにし、健康には気を遣っていました。しかし、敢えて仕事を減らしたり断ったりはせず、いつも通りの生活をしていました。そのことが逆に良かったと思っています。

 

まず、私のように普段から仕事やプライベートである程度予定が埋まっていた人は、急に時間ができると色々考えすぎてしまいます。それまで平日の昼間に横になっているなんてことがなかった人にとって、いくら体調のためだとはいえ、急に時間ができてしまうことで「考えなくていいことまで考えてしまう」というのはよくあることです。

 

また、妊婦さんは、どんどん大きくなるお腹の子を10ヶ月目まで大切にお腹の中で育てていくことになります。これは本当に体力がいることです。重くなる体を支えないといけないし、出産時は全身の筋肉と相当な体力を要します。あまり早い段階から医者の指示もないのに安静にしすぎると体力や筋力が落ちてしまいます

 

ちなみに私は適度な運動にと思って臨月に入る頃まで仕事をしていましたが、出産後一切筋肉痛はありませんでした。9時間半に渡る陣痛と分娩を乗り越えましたが、出産の1時間後には夕食を食べる元気があったほどでした。もちろんこれは私個人の見解ですが、元気だったらある程度動いていた方がいいと思います。妊娠は病気ではないので

 

自分でルールを決めて神経質になりすぎない

先ほどから、ストレスを感じすぎない、考えすぎない、いつも通り過ごす、といったことを掲げてきましたが、一番大切なのはそういったことを含む気の持ちようだと思います。極度に心配しすぎることが妊婦さんにも胎児にもよくありません

 

特に食べ物に関しては様々な情報が溢れています。妊娠中に食べない方がいいものは沢山掲げられているので、「え、ほとんど食べられない!?」と思ったこともありました。お酒やタバコのように胎児への悪影響が認められているものから、摂りすぎはよくないとされるカフェインまで様々なものが紹介されています。

 

流産や早産を招きかねないものもあるので、一通り情報には目を通しておいた方がいいでしょう。しかし、『摂りすぎはよくない』ものがほとんどなので、ものによっては自分自身でルールを決めておいて、「少しくらい食べてもいいや」と判断するくらいでいいと思います。神経質になりすぎると疲れてしまいます。10ヶ月って結構長いです

 

入院・産後の準備は遅くても8ヶ月くらいまでに

安定期に入ってからは、つわりがおさまる人が増えます。そろそろお腹も目立ち始めて、動きづらくなったり服装もマタニティのものに切り替える方がいいかもしれません。名前を考えたり、仕事をしている方は具体的なスケジュールを立て始める頃です。

 

出産準備Bookなどにも7ヶ月に入る頃には入院準備をしておきましょうと書いていたりします。状況次第だとは思いますが、7,8ヶ月頃にはやはり入院準備、産後すぐ赤ちゃんにとって必要になるものを揃えておいた方がいいと思います。

 

9ヶ月になると、お腹がいよいよ重くて長時間動くのがしんどくなってきます。買い物は想像以上に移動したり重いものを持ったりする場面も出てくるので、遅くても8ヶ月目くらいまでにはある程度いるものを揃えておきたいですね

 

出産までできることをできる範囲でやる

臨月に入る頃、切迫早産等でなければ、健診時に「しっかり歩いて運動しておいてね」と言われます。私は赤ちゃんが大きかったので、予定日を遅れるのはあまりよくないと言われ、9ヶ月の途中から運動するようにと言われました。体重制限も注意されていたので、7ヶ月頃から仕事のない日は散歩するようにしていました。

 

臨月の後半は、プレママセミナーで知り合った妊婦さんと一緒に毎日10キロ歩いて、家のマンションの階段やお風呂の椅子で踏み台昇降を200セットしていました。それでもなかなか生まれる気配はなかったのですが…いつ生まれるかは誰にも分からないことなので、不安になるよりも、安産のためにできることをやるしかないと思います

 

私の場合は体力も時間も有り余ってたので、それなりに運動量を増やしましたが、絶対これだけやらなければならないという運動量は決まっていません。体調をみながら、無理せずできることをできる範囲でやればいいと思います

 

さいごに

私が気をつけてきたこと、実践してきたことは以下の4つです。

  • ストレスを抱えすぎずいつもどおりに
  • 体調不良を気分で招かない
  • 極端に体力と筋力を落とさない
  • 今できることをできる範囲で

 

出産まで健康に過ごすことができたのは、そんなに難しいことを実践したからではなく、これらのことを意識したにすぎません。これから出産される妊婦さん、妊婦さんの周りの方に少しでも参考になれば幸いです。