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妊娠8ヶ月の私が新幹線のグリーン車をオススメする理由

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妊娠8ヶ月のさきです。

とっても健康なので仕事も今まで通り続けていますし、先週日曜日は東京へ日帰りで行ってきました。

元気だとは言っても、さすがに長時間同じ体勢でいると少し身体に負担を感じます。

なので今回は初めて新幹線のグリーン車に乗って大阪東京間を移動しました。

そして少し高くても今後もグリーン車にしようと思いました。

私が感じたグリーン車に乗るメリットをまとめました。

    

 今まで普通車を選択していた理由

去年まで東京に住んでいたので、実家があり、またお仕事をもらうことも多かった関西方面と東京間の移動は今までも結構ありました。その度に新幹線を利用していたのですが、お金に余裕がなかった頃は自由席で行き帰りしていました。

 

自由席でも座れさえすれば、そこまで困らないのですが、かつて座るどころか座席の近くに行くこともできず、連結部分で立ちっぱなしだったことがありました。その日は台風が直撃し、飛行機がいくつも欠航になったことで新幹線の利用者が異常に増えたようでした。

 

そんな苦い経験から、自由席をやめ、指定席を取るようになりました。指定席だと座席確保の心配はありません。座って移動できる指定席で十分だというのが、これまで普通車を選択していた最大の理由です。

 

移動時間にできること

大阪東京間の新幹線での移動時間は約2時間半。新幹線の駅までの乗り継ぎ時間などを考慮すると往復6時間は必要になります。日帰りとなると始発に乗って終電で帰ったとしても、目的地での最大滞在時間は約12時間です。活動時間の3分の1は移動時間ということになります。

 

滞在時間を有意義に過ごすためにも、移動時間は有効活用したいところ。早起きして新幹線に乗り込み、睡眠をとるのも一つですし、情報を取り入れたりまとめたりする時間にするもよし、お菓子やお弁当を食べながら旅行気分を味わったり、お酒を飲んでくつろぐのも一つの過ごし方でしょう。

 

どんな過ごし方をしてもいいのですが、普通車には色んな人が乗っているので、自分のペースで時間を過ごせないという欠点があります。例えば、最近海外からの観光客が非常に増えています。日本と文化が違うこともあり、大きな声で話しながらわいわい騒いでいる集団がすぐ隣にいたりします。

 

観光客でなくても、帰りの時間帯にはビジネスマンが「お疲れ様でしたー」と言って一緒に出張に行った営業先の人にビールを渡し、新幹線の座席で接待が始まってしまう場面にも遭遇しました。こちらは少しゆっくり休みたいのに…と思っている時に大きな声で騒がれるとあまりいい気はしません。

 

また、通路側の席では、奥の座席の人がトイレに行ったり途中で乗ってきたりする度に自分の机を折りたたんで人を通さないといけないので、2時間半ゆっくりできるという訳でもありません。窓際に座ったら逆に隣の人に頭を下げて通してもらうことになります。

 

他にも、お弁当の匂いが気になったり、子どもが騒ぐのが気になるという方もおられるのではないでしょうか。禁止されているということではないにせよ、疲れている時や自分にとって大事な仕事のために乗車している時はそんな些細なことも気になったりします。

 

グリーン車の乗り心地

グリーン車を利用したのは、先述した理由以外に座席の幅とシートの質を求めたからでした。11月に新幹線で東京へ行った時に、指定席のシートに長時間座っていると、腰が痛くなってしまったので、今回は妊娠8ヶ月ということもあり、グリーン車にしました。

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画像引用元http://www.upperclass.jp/archives/51800367.html

 

まず、座席は左右2列ずつの4列シートです。横幅も広く、ひじかけもゆったりしているので、たとえ隣に知らない人が座っていてもさほど気にならない気がします。私は旦那と二人で隣に座ったのですが。

 

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そして、シートがとてもゆったりしているだけでなく、照明も普通車より暖かい色味でした。座席がパンパンに埋まることもなく、また騒がしい人はいませんでした。賑やかな集団がいたとしても、座席の感覚が前後左右共に広いので、あまり気になりません。

 

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足元のフットレストも、高さや角度の調整ができ、長時間座っている時の足への負担がかなり軽減されました。何より前の座席との間が広いので、窮屈感が全くありませんでした。

 

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更に前のテーブルだけでなく、小さなサイドテーブルもあるので、リクライニングを後ろに倒した状態でも飲み物などを置くことができて、非常に快適でした。

 

行きは私は新幹線のWiFiで、目的地までの詳細ルートや打ち合わせ場所の確認をしたり、FXについて勉強して過ごしました。旦那は早起きしたからと言って快適な睡眠をとり、それぞれ充実していました。

 

グリーン車に乗る一番のメリットは、マイペースにそれぞれが充実した時間を過ごせるということです。また、座席は背もたれと腰掛け部分の両方がリクライニングし、フットレストやサイドテーブル、前後左右の幅の広さなどから非常にリラックスできることも大きなメリットです。長時間座っていても全く疲労を感じませんでした。

 

乗車してすぐおしぼりが配られ、座席ごとに雑誌が置いてあり、電源コンセントが座席ごとにあることからも高級感が感じられます。 

 

グリーン車の値段とメリット

東京-新大阪の新幹線正規料金

座席料金
普通車自由席 13,620円
普通車指定席 14,450円
グリーン車

19,230円 

こちらが今回私が利用した上記区間のグリーン車の料金です。利用する時期や区間、車両などによっても変わってくるそうなので、その都度確認されることをオススメします。今回私はこちらの正規料金で利用したので、普通車指定席にプラス4780円で利用できました。

 

決して安い価格ではないと感じる方もおられると思いますが、とにかく移動時間に対する疲労感が全然違います。座席でこんなに変わることに自分でも驚きましたが、シートのクッション性も全然違うので、妊婦の私でも体が痛くなることもなく、非常に快適でした。

 

また、車内が静かだったことにより、周囲へのストレスも全くありませんでした。行き帰りリラックスできたことで、滞在時のパフォーマンスも上がるし、帰宅後に疲労を持ち越さないで帰ってくることができました。私は帰りの新幹線ではゆっくり眠り、旦那は打ち合わせをした仕事内容について吟味していました。

 

今まで少し高いと思って乗ることがなかったグリーン車ですが、1日を有効活用したい人にとって、非常に生産性の高い選択肢であることが分かりました。日中のパフォーマンスを上げたい人にこそ、グリーン車がオススメです。

 

妊婦でもグリーン車なら無理なく旅行が楽しめる

妊婦健診で異常がなく、妊娠中の行動について病院で聞くと、「お母さんがしんどくなければ大丈夫ですよ」とよく言われます。私は先日仕事をいつまで続けていいかを聞くと、そう答えが返ってきました。結局無理はせず、負担にならない範囲である程度今まで通りでいいというようなことをよく耳にします。妊娠は病気ではないですからね。

 

出産を控えている妊婦さんでも、新幹線のグリーン車だったら母体への負担も軽減されますし、比較的リラックスして旅行にも行けると思います。もちろん病院での判断が一番ですので体調次第ですが、グリーン車という選択肢を視野に入れると、妊婦さんも無理なくお出かけを楽しめると思います。