結婚3年目のさきです。
超マイペースな夫に振り回されることなくストレスフリーに生きています。
最近周りで結婚したくてもできない悩みを抱えている人によく出会います。
こう言ってみたら?というアドバイスが結構好評なので紹介します。
結婚したい女性だけでなく、男性のみなさんの参考にもなればと思います。
どんなに一緒にいても他人は他人
人生を自分の思うがままにコントロールする方法でもお話ししたのですが、自分の意思を伝えるのって社会人の私たちにとって、非常に重要です。言わなくても分かってくれるはずとか、察して欲しいというのが一番厄介な感情です。
私は東京に住んでいた時、OLと一緒に働いていたことがあるんですけど、会話の感覚が全く違いました。一緒に仕事をする分には問題ないのですが、お昼休みに5,6人でご飯を食べている時の会話にオチが全然ない!と思っていました。
「今日まだ水曜日だよ〜あと2日もあるし」
「電車でカバンを肩にかけてる人ってムカつくんだよねー前にかかえろって思う」
よく繰り出される会話は本当にこんな話が多かったです。たまたま忙しい部署の人が日々感じているストレスをさらけ出していただけなのかもしれないですが、関西で育った私には違和感がありました。
例えば、今日まだ水曜日、というだけだと「え、それで?オチは?」って言われてきたし、電車でのカバンの持ち方も、「今日前にいたおじさんが傘持ってて私の紙袋に刺さって破れてんけど!紙袋刺さるとかめっちゃレアじゃない?」くらいのネタにならない限り話題にしませんでした。
ただの不真面目な関西人と思われるかもしれませんが、知らず知らずのうちに話のオチとか笑いを求めていたことに気付きました。そして周りも同じノリで会話してきたので、その当たり前は東京では当たり前でないことを知りました。
こんな些細なことでも過ごしてきた環境によって認識が違うのに、結婚に関する価値観や考え方が根本的に同じであるはずがありません。どんなに似た環境で育ち、考え方が似ていると感じても、他人は他人なので、思っていることは伝えましょう。
「私次付き合う人と結婚しようと思ってて」
まず一つ目のフレーズはこれ。いいなと思う人に出会い、仲良くなって、告白された時や、いい雰囲気になってこれから付き合うことになりそうな時など、初めにこれを伝えるだけで今後が全然変わってきます。私もこの一言を言わなかったらまだ結婚してなかったかな?と思うことがあります。
「結婚したいアピールしていたし、相手も私の結婚願望は分かってくれてるはず」と思っている人にも何人も出会いました。でもこれは伝えたうちには入りません。「当時結婚したそうだったけど今はどう思ってるか分からないし直接言われてないし」と考える男の人だっています。
聞き伝えでも素ぶりでもなく、面と向かって伝えた言葉だからこそ相手も真剣に考えてくれるんです。こんなこと言うと重いと思われるかも…という懸念を示す人もいるんですけど、本当に相手のことが大切なら、大切な想いは伝えるべきじゃないですか?
そんなこと言いたくないという人は、結婚への思いがその程度だということです。それなら言わない方がいいかもしれません。私は自分がどういうスタンスでお付き合いしたいかを伝えることは礼儀だと思うし、思いを伝えただけで離れていく人はそれまでの関係だと思います。長い時間を共にする前に人間関係が整理できた方が良くないですか?
「親にこれからどうしていくのって聞かれてて…」
しばらくお付き合いしていても何の進展もなくて、改めていつ結婚するつもりなのか聞くタイミングを逃してしまっている人は、親を話題に登場させましょう。実際に親から聞かれている場合もあるかもしれませんが、それを彼氏に伝えていない人は案外多いですよね。
自分から「いつ結婚してくれるの?」と鬼気迫るより、フランクに相手の意思を聞き出すことができます。親が言ってたというフレーズにするだけで、かなり気が楽です。可愛い子どもの幸せのために話題に出されて嫌がる親はいません。(彼氏と自分の親が顔を合わせる前にこんな話をしたってことくらいは伝えておきましょう。)
相手に結婚の意思があれば、「今年中に」とか「一度家族にも会わせて」みたいな返答が返ってくるかもしれません。「そのうち」や「いつかはまだ分からないけどお金が溜まったら」みたいに期限を決められない人は要注意です。仕事同様、期限を決められない、期限を決めることにビビってる人は行動力が乏しいです。
いつまででも待ち続けたいという人は気長にお付き合いされればいいと思いますが、自分なりの人生プランを進めたいと思っている人は、この質問の返答もオーディションだと思った方がいいでしょう。
ちなみにオススメはお正月など休み明け、当に今のタイミング。「お正月実家に帰って両親に会ったんだけど」と切りだしやすいです。できればメールや電話でなく会って話しましょう。何事でも面と向かって伝えるのが一番真剣さが伝わります。
「私たち結婚するよね?」
思いっきりストレートですけど、こう言われるとこちらが結婚したいと思っていること、当たり前のように相手との未来を想像できていることは伝わりますよね。案外男性はこう言われると嬉しいみたいです。ちゃんと二人の未来を考えてくれてるんだ、と。
あと、結婚ってある程度勢いも大事なので、こちらの気構えを見せることで相手が心を固められるっていうのもあります。だって、結婚するか迷っていそうな相手と結婚するのはこっちも嫌じゃないですか。それは男性も同じです。本気で自分との未来を考えてくれている女性といたいと思うわけです。
あと、このフレーズは空気感が大切です。あんまりガチガチに緊張して「わ、わたしたち、け、けっこん、、する、、よね?」と不安いっぱいで伝えると相手もなんだか不安になります。堂々と私は結婚するつもりでいるよ、というスタンスで伝えるか、可愛らしく伝えるのがポイント。
さいごに
恋愛を含め、人間関係に正解なんてありません。結婚に至るまでの過程だって、みんな少しずつ違って当たり前ですし、タイミングもあります。私から皆さんにお贈りしたフレーズも100%の成功を保証したものでももちろんありません。
思っていることを真剣に伝える姿勢、相手を思いやる心、そして一番大切なのは自分がどうしたいか、ということです。この記事を読んで、自分のそんな気持ちが少しでも整理できればと思っています。
究極フレーズを使うかどうかはさておき、自分の描く未来に一歩でも近づけたら嬉しいなと思います。